見所押さえ 怒濤の移動続き パート2
ボリビア コパカバーナ ラパス ポトシ銅山 
ラパスも噂の首絞め多発地域 気を引き締める とは言うものの 
首絞めに会う暇も無く 月の谷に行き その日の夜行でポトシに向かうのであった... 
この頃イースター島の飛行機を予約しようとランチリのホームページを見ていたら
11月中旬 エコノミーが無く 1300US$ と言う危険な数字を見てしまったため 
12月中旬の470US$と言うチケットを予約 半年で帰国しようと思っていたが 
いいチケットが手に入ったため 1ヶ月ほど早く帰ることに 機材も危険な状態だったし
免許更新 親知らず 保険更新 などなど 多々問題もあったので 丁度良かった
体は疲労しすぎ でも日本に一時帰国するため 必死に動き続けた
朝ポトシに到着 すでに限界を超える 疲労 しかし止まらない 
そのまま 銅山ツアーに行く たまたまバス停で客引きを受け
そのまま着いて行く 意外にも銅山は良かった そのガイドは面白くて 
ダイナマイト実験もしてくれた 実験と言うより 実際外でダイナマイトを爆発させる 
結構離れていたが ダイナマイトの破片が飛んできて 服が破れさらに肌も切れた 
しかも俺だけヒット 目に当たったら 失目間違いなし 皆様気をつけましょう 
銅山に行く時には コカの葉(ボリビアでは合法)タバコなどを持っていこう
銅山で働く人たちが 食事なしで働いている 彼らは 一攫千金目指して 
朝から晩まで コカの葉と水だけで仕事をしている 凄まじい光景だ 凄まじい精神だ 
俺もこんなもんじゃ負けてられんな  銅山の中は空気も悪く 狭く 淡々と個人個人で
作業してる 蟻の巣の中に入ったそんな感じがした ある部屋には デビルがいて
そのデビルを崇めているとの事 何だか不思議な感じだ 銅山の苛酷な環境は
想像以上であった
 
 
ウユニ
その夜 再び移動で ウユニに 夜2時にバスは到着 開いている宿は少ない 
と言うより2軒しかなかった 何とか潜り込み 数時間の睡眠の後 ツアーを捜しに行く 
すぐに見つかり早速参加 移動続きより ツアーに参加したほうが楽で体力を回復できる 
ウユニは南米に来るまで知らなかった場所で ぜんぜん想像もつかなかった 
世界最大の塩湖 一体どんなものなのだ... ツアーは 日帰り 2泊3日 3泊4日 
チリにそのまま抜けるツアーなどあったが アルゼンチンに抜けようと考えていたため
3泊4日のウユニに戻るツアーを選択 塩の家にも一泊する 
かなり盛りだくさんなツアーだが全部込みで 65US$と安い 

ボリビアが安いと言うのもあるが 
これはかなりのお得な感じだ 
早速3泊4日のツアーに入る 何だか人数も少ないし 様子はおかしい
まー 取りあえず 1泊目の宿 塩の家に到着 やたらと時間もあり 散歩をするが
ひたすら白い塩の大地の連続 気温だけが何故か矛盾していた 今までの感覚では
この景色では確実に寒い が実際は寒くない 景色と脳と体が一致しない不思議な感覚
家に帰ると ツアーの運転手 他の乗客は居ない 置いて行かれた... と思い 
塩の家の人に聞くと 自分のは違うツアーで 明日違うグループに入るとの事
まーそんなこんなで 家族と自分だけでご飯を食べ そこの息子と散歩したり遊んだり
何故か家族と仲良くなり 仕事も手伝うことに 男手が主人しか居なかったので
丁度良かったのだろう… でもこんなのも嫌いじゃないので楽しんだ
塩の家の周りには何も無い いや 塩しか無い 塩の家も塩でできてるから 
本当に塩しか無い 南極を1人で歩いてる そんな気分だった
次の日 グループはやってきた ドライバー以外全員女の人 しかも皆スペイン語圏の人達
コロンビア1人 ボリビア4人 東洋人男1人 ドライバーボリビア男1人
この東洋人は一体どうすれば良いのか… と車の中で1人思っていたら
英語を話せる人が2人 助かる しかも この頃にはスペイン語がある程度理解できるように
なっていたので 逆に面白かった 基本は英語だけど スペイン語でしか会話できない人も
居るので 通訳が入ったり 何だかんだ楽しい ドライバーも良い人でスペイン語で
男2人仲良くやろう って 不思議なウユニツアーが始まったのであった
塩の湖に浮かぶ島(現在は湖が干上がって塩になっているが元々島の部分)
にはサボテンがたくさん生えている どの景色を見ても 新鮮だ 白が雪と言う
その固定概念をぶっ壊してくれる 
その後は車で走り続け 塩の湖を抜けて 赤や緑の湖 フラミンゴ 間欠泉 墓
などなどかなり 美しいものを眺められる
赤の湖は なぜ赤いか と言うと この付近はミネラルの多い土壌で 湖に直射日光
が当りプランクトンの発生で赤くなっていると言うこと それで 海老が赤くなり
それを食べたフラミンゴはピンクになるらしい 不思議だ
見える色は本当に様々 すべてが美しいと感じられた 
ここのツアーにはまた 参加したい
ここでの事はあまりに多すぎて書ききれないので そのうちにまた時間を見つけて書く予定
 
ウユニツアーから帰ったのは 夜 皆で最後の晩餐 この頃になると 皆自分の事を
ジェントルマンとか言ってくれて かなり仲が良い 知らない国で知らない場所で
こうやって 様々な国籍の人と時間を共有できて 感動することができる 
凄いうれしかった 本当にウユニツアーの女性方々にはお世話になりました
お土産ももらってしまいました(ウユニの鞄) ありがとう
次の日の朝4時にトゥピサ行きバスが出発する  データーを処理し寝たのが0時過ぎ 
朝はもう放心状態 でバスに乗り(ツアー参加者アンヘラと共に行動) 
トゥピサで乗り換え 国境へ でアルゼンチン サルタへ 
トータルで30時間程で無事にサルタに 流石に動きすぎでぼろぼろだった...
アンヘラは時間が無いとの事で すぐにブエノスアイレスに向かった
 
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