再びブエノスアイレスに舞い降り 一気にチリまでバスで抜け イースター島へ旅後半の始まりだ

(2006.12.7スタート)



イースター島

ここは言わずと知れた モアイの島 絶海の孤島イースター島 (ラパヌイ) 

ランチリ航空しか飛ばず 航空券の値段も様々 行ったのは十二月中旬 

一ヶ月前に行こうとした時は1300US$ 今回は470US$ 意味がわからない 

オフィスに行っても人によって値段が違うらしい 不思議な航空会社 

でもランチリで飛ぶしかない 航空券はホームページで買うのが一番安いらしい

行きたい人は 早めにどんどん調べて 安い日をさがし購入することをお勧めする 

いざ4000KM程離れた絶海の孤島へ この島の周り 3000KM以上にわたり 

有人島がないらしい 凄い島だ 飛ぶこと5時間 時差2時間 到着 

降りたと同時にわかる 南国の空気 湿気があり蒸し暑い 沖縄を思い出すそんな雰囲気

目当てのキャンプサイトへは空港で見つけたおばちゃんのピックアップで向かう 

島に来るまで情報で知っていたが 到着するまで テント泊とは知らなかった 

装備は平気か? と気にしていたが ここにくるのは 観光客のみ 

島民も3000人程でもし窃盗でもしようものなら 逃げ場が無い 

飛行機でしか逃げられないのだ これは治安が悪くなるはずも無く 荷物も仕方ないが 

テントに入れっぱなし 一応 鍵をかけた 写真を始めたきっかけの石垣島を思い出す 

この雰囲気 心が蘇る あまりの居心地の良さに このまま旅が終わっても良いかなと思ってしまった

早速次の日に出会った日本人と4人でレンタカーでモアイツアーを開くことに 

俺意外皆女性 免許無し 24時間レンタル中18時間程ドライバー を勤めることになる ]

まーでも気持ちいし マニュアル教習所以来だけど 楽しいから良かった 村内30KM 

その他60KM制限と言う簡単なルール 気分は最高だった 

ガイドブックには道がわずかしか載っていないが 意外にも道の数は多く 

モアイも見つけにくいことが多い モアイを見た時 やはり映像の見過ぎで 感動は薄かった 

がいつもそうだが 目の前に実物があると それだけで感動できる 

この島には4000体弱のモアイがいるらしいが 発見されたときは全ての

モアイが倒されていたと言う 食料による部族抗争 その挙句 モアイを崇拝していない 

部族が勝利し モアイを倒したと言う 確かにこの島で食料量不足は否めない 

このモアイ達が全部立っていたらどんな景色なんだろう と想像してしまった 

モアイは500年頃から1600年頃まで作られていたらしく 倒され 風化し 

溶けたようなモアイも数多く見た 倒された衝撃で折れたモアイも多々 

復旧のために立っているモアイが 数十体 そのうち15体あるモアイを立てたのが 

日本のタダノと言う企業だった その為 実験的に日本の島にもモアイがあると言う 

噂では北海道にもあるらしいさておき モアイは 何の為に立てられたのか? 

それはまだ謎のようだが 自分的には うーん 難しいが 

日本のお地蔵さんと同じ感覚だったのでは無いかと思う 

正確にはお地蔵さんがどんな意味があるのか 現時点ではわからないが 

自分の中では 道に迷う 旅人を見守る 困った人々を見守る

と言う意味だと自分では解釈してる モアイのほとんどが 島の内側を向いているのも 

そういう意味だと思う ただ外に向けて立ってるモアイが7体 それは 

外敵に向けられたものかもしれない 方角的には日本の方を向いているようにも思える  

定かでは無いが 1体だけ正座したモアイがいて 正座と言う文化は 

日本のみだと聞いたことがある と言うことは 昔 これらが陸続きで 

行き来が自由だったのかもしれない アトランティス ムー大陸説 がこれを解き明かす

キーポイントかも 昔 沖縄県の与那国島で海底遺跡を見に行ったことがあるが 

これとイースター島が繋がっていたら そうとう 凄いだろうな と想像してしまった

ドライブは楽しい 1周60キロ弱 モアイを眺めながら のんびりとした空気の中 

ゆっくりできる 1週間もあれば歩いてこの島を1周する事も可能だが

今回はそれはせずに 車で2回周ることに  この島はモアイだけが有名になっているが 

もしモアイがこの島にいなかったとしても 俺はもう1度訪れたい

南国で島民も皆良い人ばかり しかも魚も獲れる 宿のオーナー ロジェは釣りを良くして 

魚をご馳走してくれた この島の人は自分で何でもする 家を建てたり 魚をさばいたり ... 

すげー興味深い 俺もこんなオールマイティーな親父になりたい と切に願うばかりだ 

でもまだまだ 知識 経験不足だ 生きる知恵が少なすぎる 

何でもチャレンジする事を常に心がけよう と思った  さらに 沖に出る船が 

マグロを獲っ帰ってくる 船が帰ってくのが見えたら 港にゴー 船にマグロがあったら 

何キロ買いたいか伝え それ相応の マグロがあれば 一本で売ってくれる 切り売りはしない 

滞在中にトータル12キロのマグロを 皆でシェアし食った 新鮮そのもの まずいはずが無い 

大体1キロ3000PESO(600円)と安い 日本だったら 一体いくらするのだろう 

と考えてしまう マグロが獲れるという事は マグロ料理もある 

この島でしか食べられないのが エンパナーダス デ アトゥーン 

(マグロ入り 餃子(のようなもの)) これが 絶品 うまいうますぎるぞ  

 

毎日キャンプをしているわけだが キッチンは室内で自由に使える 

この島では時間に余裕があるので 自炊開始 しかしながらだ...

スーパーがくせもの 朝と 夕方17時頃くらいしか開かない 

しかも でかい安いスーパーは1つしかないうえ 全てが空輸の為 皆がこぞって買いに来る

買いだめの量も半端じゃない 買いたいものが無い日も多々あった 

空輸の為 物価はやはり高い サンチアゴの1.5倍〜2倍位だろうか

島の物価は大体高い

 

 

郵便局でイースター島のスタンプを押してくれるのだが これもくせもの 

人によって 金を取る職員もいるらしい たまたま行ったときに2人いて

おじさんの方があいたので 行ったら ただで2つ押してくれた が 

隣のおばさんの方に行くと金が取られるとの事だ 是非おじさんがいるときに郵便局に行こう 

 

イースター島は入島料がガラパゴス諸島のようにあるわけでは無く 

一箇所見に行くときに まとめて10US$程払うのだが これも お釣りが無いとの事で

払わず なんだか 申し訳ないような 得したような 。。。

 

メキシコで出会ったこばさん りえさんも丁度この時期にイースター島に来ることに

なっていて 再び再開 俺は既に車で周っていたので ガイド件 ドライバーとして

こばさんりえさんと共に 写真を撮りに行く事に やはりもう道も慣れたものだ

間違いなく行ける 何処が良いかわかる 

 

そんなこんなで 10日程イースター島を朝から晩まで楽しみ 

チリへと飛行機で帰っていくのであった



To Patagonia      Home