日本１周 〜バイクの旅〜
まだまだ 日本を見ようと思った僕は バイクで日本1周を決意
ベンリ−９０ｓ（便利？）と言うバイクで 出発 金をかけないためにキャンプをする
生まれてはじめての 一人キャンプ ヤンキーを恐れながら 自然を恐れながら 日々テントを張った
実家スタート まずは北海道を目指す 1日平均４００〜５００ｋm ３日で北海道に着いた
１８歳からバイクに乗っていたが 東京近辺だけだったので まっすぐな道に戸惑いながら
ひたすら 突き進む 雨が降っても 風が強くても 前に．．．
礼文島 利尻島にもより 海岸沿いに１周 実質４日で周る １日１辺（北海道はひし形だ）
本州に戻り 青森のガソリンスタンドで風呂に入れてもらう（？）日本海側沿いに琵琶湖の付近まで行き
大阪 四国 九州 沖縄 石垣 八重山諸島（石垣周辺の島） 屋久島 種子島 などに行き
５５日間のバイクの旅終了 １００００?走破
その土地 土地 で現地の人に会い 生活し 歌い 事故リ 道に迷い 雨に打たれ 太陽に照り付けられ
泳ぎ 撮り 笑い 飲み 孤独を味わい この上なかった
僕は八重山病（八重山に帰りたい病）にかかった
〜食事〜
もっぱら キャンプだったので 食事はほぼ自炊（名産も食べた）
バイクに コッヘル（鍋セット）とバーナー 米 缶詰 を積み 現地で水を調達
１回目の旅で教わった知識を元に 一人でキャンプ これが面白い
誰も居ない 海岸だったり 人が居る海岸だったり 東屋（屋根だけある休憩所）だったり
山の中だったり 所構わず テントを張ったり 野宿した
特に 怒られることもなく どっちかと言うと 回りの人と仲良くなって
肉やビールを分けてもらったときもあった
鍋で米を炊くのも始めは 戸惑い 芯が残ってたり 柔らかかったり これ食えるのかよ
と思えることもしばしばあったが そのうち慣れてきて うまい飯を炊けるようになる
炊飯器には負けるが そんなことはどうでも良い 米がこんなにうまいとは．．．
今まで当たり前に 実家で飯を食ってた自分を恥じた 食えるのが当たり前でなかった
バイクに１日中乗っていたので 夜に大量の米を炊いて 次の日の夜までもたせる
時に炊くのが面倒だったり ぐったりして炊けないとき 食わない 食えない であった
キャンプは自分を鍛えた
〜宿〜
宿は 自然の中だった 今まで当たり前のように ４辺の塀に囲まれ生きてきた僕は
２辺の塀（テント）もしくは塀の無い所で寝た 不安は尽きない 戦場に裸で行くような感覚
寝てる間は無防備そのもの 襲われようが 盗まれようが気づかない
あまりにも 人が通らないとこだったためか １回も嫌な思いはしなかった
辛い想いは 多々 雨に打たれ 風にテントを壊され 孤独と戦い 雷を恐れ．．．
この頃から 寝袋を愛用するようになった 実家なのに寝袋で寝ている今日この頃
あれは すごく包まれてる って言う感じがする 昔の記憶って言うか
生まれる前のあの やさしい 純粋な気持ちになれる
１度試してみてー はまるから
宿は自然の中だった
〜海〜
黒い海 青い海 白い海 綺麗な海 汚い海 泳ぎたい海 泳ぎたくない海．．．
つながってない海は無い そんな海が好きだ まるで 人間のようだ
暗い部分 明るい部分 美しい部分 腹黒い部分
人にはわかることの無い深海の海
太陽に温められて 表面に出ている海
怒りは大波となり 喜びは風に乗る
見習わなくてはならない 雄大さ すべてを飲みこむ 寛大さ
そんな 日本の海を見てきた 時に潜った 時に１日中浮かんだ
僕にとって海は 充電器のようで 魂の帰るところであって すべてだ
僕は 海が好きだ
〜旅人達〜
バイク壊してすみません 今井 祐二さん
再開 あずささん 英恵さん（釧路 大阪 波照間で合う）
泊めてくれてありがとう 行村家皆さん 大阪のみんな 庭瀬 明神さん たかひこ
なおさん 仲田さん 奈良のみんな 竹内家みなさん 小林家のみなさん
お世話になりました 良三さん
キビ狩りお疲れ 斎藤さん 素子さん（結婚おめでとう） 江戸さん 岩下さん 二郎さん
ドナンはこりごり 働かせてくれてありがとう 与那国のおじさん おばさん 淳司さん
共に労働 また行こうよ与那国 ヒデキさん
Tシャツありがとう 椎名さん
またまたお世話になりました 小浜島案内所 奈央さん 恵さん
味噌カツご馳走様 拓也
ラーメンご馳走様 ついでに取り忘れた ２０００円ありがとう 板橋さん
ハテルマキャンプ 楽しかった また八重泉のもう 真弓さん 圭太郎さん 王子 純也さん ロクさん
写真は 真を写す またまた教えられた 大西さん
他 この旅では本当に多くのみなさん ありがとう（載せられなかった皆さんごめんなさい）
〜バイク〜
バイクは 最高の友であり 仲間である 苦楽を共にし
整備するとそれに答えてくれる
僕の日本１周に使ったバイク はホンダ ベンリー９０ｓ
原付と同じフレームに ９０ｃｃのエンジンを付けたもの（カブと同じエンジン）
力は無いが 燃費は最高 エンジンオイル無しでも走るらしい（？）
そんなバイクに ３０キロ位の荷物と 自分が乗った バイクと言うより
動く自分の家のような感覚 毎日が単独ツーリングだった 走った 走った
時に 自動車専用道路（１２５ｃｃ以下通行禁止）を突っ走り 時に砂浜を走り
山道を走り．．． 道に迷うこともしばしば ２回事故り 時に警察に止められ
フェリーに乗り 日本中駆け回った
すべての道は ローマに通ず と言うが すべての道は実家に通ず だ
同じ風を感じ 太陽に照り付けられ 雨に打たれ．．．
バイクは 最高だ