日本縦断

 

高校卒業して はじめて一人旅に出た 僕は変わった

出発した理由として 18年間生きて無知な自分に 憤りを感じていた

これでいいのだろうか?? このままでいいのだろうか??

そんな疑問を抱いたまま 知らない土地へと向かった

北は海の凍っている 宗谷岬 から 南は泳げる 波照間まで

 最北端の駅から最南端の駅まで 青春18切符 1枚で制覇した 5日間電車に乗りっぱなし 

景色なんて見る余裕はなかった 時刻表との戦い どうすれば 5日で行けるか

電車と電車を組み合わせていく 宿に泊まることなく鹿児島まで行ってしまった

5日で終わってしまっては... 南を目指した

それまで 沖縄本島が日本の最南端だと思っていた僕 沖縄離島情報という本を買って

さらに南に 日本がある事を知る その名は 八重山諸島 

八重山諸島の中心である 石垣島に着いたのは 旅に出てから10日も経っていなかった

そこは 日本と言うにはあまりにも 空気が南国であり 海は雑誌に載っているような色だった

高速船で 様々な島に行く時 あまりの美しさに 泣いた

島では 現地の人に会い 旅人に会い キャンプに混ぜてもらい 酒を飲み 星を見て 海に入り...

今まで束縛の中で 東京で 生きてきた僕にとって あまりにも大きな衝撃だった

 

  初めて出た旅が あまりにも楽しかった 人があまりにも親切だった すべてが美しかった

 

 旅にはまった

  日本は思ったより 小さく 大きい

 

〜食事〜

初めての一人旅 不安は尽きない 人間食わなきゃやってられん その土地土地の名産物

を食った 東京でどこどこの名産とか言って売ってるやつとは訳が違う うまい

初旅にして 初食い逃げをしたのが 沖縄 国際通りだった

市場の2階 飯を食っていた 結構繁盛でお客さんも沢山いて 店内パニック状態

沖縄そば(ソーキソバ)を食い終わって のんびりしてると 器が下げられた 周りの知らない人のも

周りの人には しっかり金を徴収してるのに 何も言われない これはもしや... 次の瞬間店を出た

ちょっと 後ろを振り返るが追って来る気配が無い 食い逃げ成功(お店の人 ごめんなさい)

他は 駅弁やら定食やらキャンプに混ざったり...泊まっても無い宿に行って飯食ったり(?)何とかなった

 

〜宿〜

宿は結構泊まったなー 33日間だったけど 10日位はどっかに泊まった

他は 電車の中 ホーム フェリー 人の家 キャンプ かなー 日本の宿は高い

1泊安くても 2500円 泊まる気がおきない 2500円あったら他のことしたい

旅も慣れてなかったし まー仕方ない

〜キャンプ〜

なんと言っても 波照間島でのキャンプが最高だった 1泊は宿に泊まり 飯を食いに行ったら

キャンパー(キャンプする人)が来てて 金もあんまり無かったし 泊めてくださいって言ったら

いいよ って言ってくれて 空きのあるテント探してもらって合計10泊した

キャンプのことなど何もわからないし 道具も何一つ無い が貸してくれた 教えてくれた

一緒に買出しに言った 飲んだ 笑った 海に入って モリで魚捕まえたり

 シャコガイ捕ってきたり 夜に宿に行って飯貰ったり

東京で育った僕には面白くて仕方なかった 生きる術を経験から学ぶ

〜旅人達〜

多くの旅人 現地の人に出会う 人生を変えた人(?)大西さん カメラについて教わる

 

 

写真って マニュアルカメラって その時感じた物 事 が指に伝わって ピントを合わせ

シャタースピードを 絞りを合わせる だから いいものを見て感じればそれが写真に写る

 

その言葉にやられた マニュアルカメラを買うことを決意

ハテルマキャンプに入れてくれた 監督(野村克弥) みぎ−(大沼右子) バイア(清水和久)

酒井さん(酒井 亜希子) ありさん(現地の人)

  与那国で居候を身を持って教えてくれた 呉さん 京子さん 

与那国フェリーで共に酔い バイクで暴走 英恵さん(三浦英恵)

竹富島で 世界を教えてくれた ひろ(郡山博子)

やしまYH お疲れ あずささん

他 様々な出会った旅人に 感謝 感謝 ありがとう(載ってない人ごめんなさい)

 

〜旅とは〜

僕にとっての旅... その答えはまだ出ていない が 旅に出て 旅に出たことで人生が変わった

旅は 人を旅する という言葉もあるように 土地と共に 人も旅しているのであろう

知らないものが 多すぎる 見たい 感じたい それかな??