北欧

出国はノーチェック これで晴れてユーロ圏に入った

派手なアウター(山登り用のため発見されやすい色の為)

を着る 何だか 一気に気分が楽になる

英語も当たり前のように通じる 通過はユーロ

見える風景はさほど変化が無いはずなのに 美しく見えた

フィンランドのヘルシンキには昼前に到着 

情報はあまり無く インフォメーションで仕入れる

先進国は大体主要場所にインフォメーションがあるので

ある程度の地図と(大まかなもので良い)と行きたい所

があれば ガイドブックは絶対必要なものでは無い

(あれば約に立つが重い)宿もすぐに見つかり…

しかし1泊しかできないとの事なので 一気にヘルシンキ

観光に入る 飯も大して食べず よくこんなにも精神力と

体力が持つものだ と自分でも感心するほどだ

教会を眺め インフォメーションで得た 要塞だった島に

船で渡り 3時間フラフラ で帰ってくる頃には夕日が美しかった

飯は高いので自炊(パスタ ハンバーグ オレンジジュースが多い)

で念の為 パソコンで無線を拾えるか確認したところ何と

どっかから電波が飛んできてて 部屋で自分のパソコンでネット

やることは日々尽きないが 充実している 

 駅に行き 次の日の目的地ムーミン博物館のあるタンペレ経由

ロバニエミ(サンタクロース村)行きのチケットを入手

 

朝タンペレに向かう 駅にコインロッカーがあると知っていたので

そこにバックパックを入れ カメラだけで出発 インフォメーションに

行くと何と日本人の方が働いていた かなり様々なことを聞きお世話になった

ここ1ヶ月日本語とは無縁だったのでうれしかった

ムーミン博物館は まーぼちぼち あまりムーミンを知らないから

感動も少なかったのかもしれない 軽くトレッキングして 夜行列車

を待つ 北極圏に向けて列車は走る 電車の中で会った彰人 

彼の行く方向を変えてしまう事となる 俺はヨーロッパ最北端

ノールカップを目指す 最北端だよ!!

しかし まだ夏季では無くバスは無かった と言うことでレンタカー

どう?と聞くと ちょっと考えた後に 行く と言ってくれた

まーさておき サンタクロース村は北極線上にあり 

まさにサンタクロース村 びっくりしたのが

サンタクロース オフィスがあった事 頑張って仕事してますね

サンタクロースさん 何とここではサンタクロースと一緒に

写真が撮れる 正確に言うと 自分では撮れず高いお金を払って撮ってもらう

まーここまできたら 撮ってもらうしかない

いざサンタクロースと対面 始めは中国語やら 韓国語 英語を混ぜて

話していたが それはジョークで 彼は日本語がペラペラだ

私はサンタクロースですから… としきりにサンタクロースですから

を連発 何ともお茶目なサンタクロースでした

子供の頃信じてたサンタクロース そしていつの日か信じなくなった

サンタクロース ここでまた信じられるようになった

だって 本物のサンタクロースに会えたのだから…

 

レンタカーをして いよいよ2人でヨーロッパ最北端を目指す

彰人は免許はあるが 国際免許が無いので 程ほどに運転してもらう

トータル3000KMの道のりで再びロバニエミに帰るルートをとった

流石に5月中旬とは言え寒い が走り出すと予想外の展開に

何と大雪 道路完全凍結 小型の2輪駆動車 当たり前だが

スタッドレスタイアは履いていない まさに自分の運転次第

まー 白夜なので 夜はさほど暗くならないのが救いだ

車の中で寝ると 朝晩はかなり冷え込む しかしそれしか方法は無い

特に最後のマーゲロイ島に入ってからは 吹雪で寒さは半端じゃない

キリマンジェロ山頂と変わらない程寒かった…

2日目の夜 遂にヨーロッパ最北端 ノールカップに到着

何とも言えない 南アフリカ最南端アグラス岬からここまで遂に

たどり着いた 旅の終わりを告げる場所だ ただの岬だが

自分にとっては大きな意味のある場所だった...

これにて目的は達成され今回の旅の成功 夢の達成である

8年越しの世界一周しながら写真を撮り続けると言う夢は現実になり

そしてここで達成されたのだ 感動!!

 

再び今度は南に凍結した道路を進むのであった

ノルウェーを海岸沿いに進み アルタという所で壁画を見て

一気にスウェーデンを超えロバニエミに トータル3泊4日

無事に走りきる

次の日一気に電車で南下 車中一泊でデンマーク オーデンセへ

ここはアンデルセンの町らしい が異常な程の物価に驚き

そして大雨の中 舞台を回り… ドイツへ

 

ドイツのベルリンに到着する頃 前もって連絡しておいた

エジプトからの友 ダハブからの友 かっちゃん のりさんやまさん

が駅に迎えに来てくれていた これは嬉しい 久々の再会に

話は盛り上がる ビールとソーセージで乾杯!

ワールドカップの準備などを見に行き 終了

でヨーロッパ最後の地 フランクフルトに向かう

 

ここでは初海外で成田空港からお世話になった幸合子が迎えに来てくれていた

これまた8年ぶりの話に盛り上がる あっという間に時間は過ぎる

お世話になりました 

 

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